エステティシャンの難関資格
認定トータルエステティックアドバイザーも、日本エステティック協会が実施している資格です。
認定エステティシャンと比べると難易度がかなり高めで、そう簡単に取得できる資格ではありません。同じ日本エステティック協会が実施している資格で、認定上級エステティシャンというのもありますが、そのさらに上位に位置づけられている資格です。
メンズエステで働くにあたって、この認定トータルエステティシャンアドバイザーの資格まで求められることはほぼないでしょう。ただ、もしこの資格を持っているのであれば、メンズエステ求人に応募する際にはアピールポイントになります。
また、認定トータルエステティックアドバイザーの資格は、主にお店の中でリーダーとして活躍する人が目指す資格です。
そのため、エステ業界で長く働きたいと考えているのであれば、取得を目指してみるといいでしょう。今後独立して自分のサロンを持って経営者になりたいという人にもおすすめできる資格です。
資格を取得するまで
認定トータルエステティックアドバイザーの資格には、応募要件が設定されています。ひとつは認定校に通ってコースを修了するという内容で、もうひとつは実務経験によるものです。
認定校には複数の専門学校が指定されており、そこに通って1000時間以上のコースかCIDESCO国際認定校コースを修了する必要があります。
実務経験の場合には通算で5年以上必要です。また、認定エステティシャンの資格を取得済みの人なら、取得後に2年以上の実務経験を積むことでも応募要件を満たせます。
そして、応募要件を満たした後に試験を受験して合格点を取らなければなりません。試験は筆記試験と技術試験に分かれており、最初に筆記試験を5月に受けます。
認定校に通っている場合には校内で実施される試験を受けることも可能です。技術試験は8月に実施されます。認定校に通っている場合には7月に実施される技術確認試験を技術試験の代わりに受けることも可能です。
無事に合格して資格を取得すれば資格バッジとディプロマが交付されます。