エステティシャンの国際資格
メンズエステ求人への応募を検討している人の中には、将来的に海外でエステティシャンとして活躍したいと考えている人もいるでしょう。
メンズエステでも長く働いていればエステティシャンとしての技術が向上し、知識も身につきます。海外で通用するくらいの腕になれるかもしれません。
そのように海外で働くことを目標にしている人におすすめなのが、ビューティー・セラピー・ディプロマの資格です。
ベルギーにあるCIDESCO(シデスコ)という国際団体が実施している資格で、世界的に高い評価を受けています。CIDESCOには学識経験者なども参加しており、70年以上の歴史があります。
全世界で30カ国以上が加盟しており、日本もそのうちのひとつです。日本国内にも国際認定校に指定されている専門学校がいくつかあり、試験も国内で受験できます。
ただ、歴史のある国際資格ということで難易度はかなり高めです。認定トータルエステティックアドバイザーと同程度かそれ以上と捉えておいていいでしょう。
学生受験と一般受験がある
ビューティー・セラピー・ディプロマの資格を取得する方法は、認定校似通う学生と既にエステティシャンとして働いている社会人で異なります。認定校に通う学生は学生受験が可能です。
学生受験では、認定校で1200時間以上のカリキュラムを受講すれば受験資格を得ることができます。その後にCIDESCO国際試験を受験して合格点を取る必要があります。
ただし、試験に合格した段階ではまだビューティー・セラピー・ディプロマの有資格者にはなれません。その後2年以内にエステティックサロンやスパなどで600時間以上の実務経験を積む必要があります。実務経験を積むためにメンズエステ求人を探してみるのもいいでしょう。
一般受験では、認定エステティシャンの資格を取得した上で、3年以上の実務経験と600時間以上の基礎教育受講が必要です。その上で書類審査を受けて通過した人のみが試験を受けることができます。試験は筆記試験と実技チェック、事前講習などを受けてから、本試験を受けるという流れです。